Friday, March 29, 2013

Adobe Reader 9.x on Ubuntu

Lubuntu(Ubuntu) 12.10上でのAdobe Readerを使って、日本語を含むpdfファイルを表示しようとするとき、pdfにフォントが埋め込まれていない場合等では、日本語が「・・・」と文字化けしてしまうときがあります。

そういうときの対処法は、次のようにすればOKです。

1) Adobeから、日本語フォントパック(FontPack910_jpn_i486-linux.tar.bz2 )をダウンロードする。

2) 解凍する。JPNKIT というフォルダができます。

3) JPNKITフォルダ内でterminalを開き、以下を実行。
> sudo INSTALL

4) 色々質問がくるので、yes 等を答えてインストールを進める。通常どおりAdobe readerを/opt 以下にインストールしてる場合は、特に考えずに進めてOKです。変更してる場合は適切にインストールフォルダを選択してやる。

5) これで終了。
試しに文字化けしていた日本語pdfファイルを開いてみてください。多分問題なく表示されるはずです。


Thursday, November 15, 2012

Lubutu 12.10におけるキーボード設定

Lubuntu 12.10を使い始めたわけですが、ひとつトラブルが。

普段、CapslockをCtrlキーとして使っているわけなんですが、その設定で少しハマったので、以下にメモ。

------


Lubuntu 12.10で(あるいは他のLXDEでも) Capslock をCtrlキーとして使用する場合。

1. lxkeymap (LXDEのいわゆる”スタート”ボタン→設定) を起動


Japan → Japanese を選んで、”適用 (Apply)"をクリック。

2. ウィンドウ上部の[Tools] → [Show/Hide profiles]


3.  ウィンドウ中央下段にある [Options]をクリック


 Ctrl key position から[Caps Lock as Ctrl]にチェック

4. 再度、"適用(Apply)"ボタンをクリック。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、ここまででCapslockキーはCtrlキーとして動くはずです。

けれど、再度ログインするとこの設定が反映されません。

なので、次のファイルを作ってください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

5. ~/.config/autostart に、lxkeymap.desktop というファイルを作ります。

~/.config/autostart/lxkeymap.desktop


[Desktop Entry]
Name=lxkeymap
Exec=lxkeymap -a


↑この3行だけ。

これで、次回ログイン以降も CapslockはCtrlキーとして使用できます。



Lubuntu 12.10の導入

LenovoのThinkpad X61で長らくUbuntu Linuxを使ってきた。
今回、ようやくUTF-8対応のTeXLive 2012に対応したとのことで、締切り仕事も一段落したことだし、とUbuntu 12.04(LTS)から12.10にアップグレードした。


・・・やたら重いorz 


ようやくUnityにも慣れてきたけれど、この重さはちょっと受け入れられない。
もう3世代(?)は前のPCだしね。


というわけで、今回Lubuntuにしてみました。

Lubuntuは”「軽量で、リソース消費量が少なく、省エネ」なことを目指したプロジェクト”なんだそうで( http://ja.wikipedia.org/wiki/Lubuntu )、要は軽いのがウリ。

Ubuntu 12.10からのLubuntu化は非常に簡単でした。synapticから"lubuntu-desktop"を探してインストールするだけ。依存関係でアレコレ入れますよーって言ってくるけど、そこは大きな心でOKをぽちっと。

インストールが終わったら、一回ログアウトし、ログイン時に自分のユーザー名の脇のアイコンからLubuntuを選べば、晴れてLubuntuが使える。

思ったよりもはるかに簡単でした。


実際の使用感としては、非常に軽快、の一言に尽きます。

冗談抜きで、とにかく軽い。


メーラーも今までThunderbirdだったけど試しにSylpheedにしてみた(とりあえずサーバーのメールは消さないように設定して、お試し利用)ところ、一瞬で起動。

その他のアプリケーションは言わずもがな。



いや、本当にビックリしました。
今までUnityでどれだけリソース食ってたんねんとツッコミしたくなるくらい。


というわけで、とりあえずLubuntu入れてお試しってのはアリです。
サクッとインストールしてみて、気に入らなかったらUnityに戻ればいいだけの話だしね。
お試しあれ。

Wednesday, March 09, 2011

platexで文字コードをUTF-8で使うための設定

Ubuntu 10.10 のpLaTeXは、EUCにしか対応していない。
一方で、Ubuntu側の日本語文字コードはUTF-8が標準になっているわけで、ちぐはぐなわけですよ。

まぁ僕の場合、TeXを書くのはYaTeX on Emacsに限るわけだし、Emacs上では文字コードは特に意識しなくてもいいので、これまではEUCで書いてやったtemplateファイルを.texファイル作成時に自動的に読み込んでやって、対処してた。

けれど、org-modeを使うようになって、latex出力させてやることになると、このままではまずいのだ。
だって、UTF-8で出力されてしまうから。

なので、web上を色々あさってみて、以下のようにしてみた。



1) 以下のスクリプトを作成 (~/bin/platex.sh)
---
#!/bin/sh

name=`echo $1 | sed 's/\.tex$//' | xargs basename`
temp=`mktemp /tmp/$name.XXXXXXXX`

nkf -e $1 > $temp
/usr/bin/platex $temp

rm $temp
---
実行許可しておく (% chmod +x platex.sh )


2) 次に、 .emacs.elに以下の行を追加。
(setq tex-command "/home/***/bin/platex.sh")

***はユーザー名。絶対パスで指定してやった方が無難かなと。


以上で、YaTeX上で、現在のUbuntuの標準文字コードであるところのUTF-8でTeXを書いても、問題なくコンパイルできるようになります。

ただしこの方法だと、文字コードをUTF-8からEUCに変換後のテンポラリファイルにTeXをかけていることになるので、仮にエラーが出た場合、当該行にジャンプするYaTeXの機能が使えません。
ちょっと不便。


となると、emacsの文字コードをEUCに固定してやった方が楽なのかな・・・。

Thursday, November 30, 2006

「民主党」に対する長年の疑問の答え

>>仕事してますってポーズ見せるには与党に噛み付くのが一番簡単だろうし
>どうせ出来ないんだから出来もしないことぶちあげられるしね
だから与党が自分たちの案を丸呑みしたら反対するとかいう
間抜けなマネを平気でできるというわけだ



とある掲示板で見かけた言葉。

至言だと思った。

Wednesday, November 29, 2006

xyzzy設定

定量的には調べていないけれど、色々やってみた結果、KaTeXについては、ロードパス設定とelispパッケージ有効だけを.xyzzyに書き、それ以外の設定はsiteinit.lに書くのが一番xyzzyの動作が軽くなるような様子。xyzzyをインストールしただけだとKaTeX関連のファイルはバイトコンパイルされていないので、xyzzywikiのKaTeXインストール項を見てバイトコンパイルすることを忘れずに。

それと、netinstallerについても、僕の環境ではなぜか.xyzzyに書いた方がもたつきが少ないように感じられた。


.xyzzy

;;;;;;;;;;KaTeX;;;;;;;;;;;;;
;;; ロードパスに KaTeX のあるディレクトリを追加
(pushnew (merge-pathnames "site-lisp/katex" (si:system-root)) *load-path* :test #'equal)
;;; elispパッケージを有効にする
(require "elisp")

;;;;;Net Installer 設定 ;;;;;
(require "ni/setup")
;; 自動設定を利用する
(ni-autoload)



;; find-file するときに最初に表示されるディレクトリをセットする。
; いつもここから
(set-default-directory "c:/txt")








siteinit.l

;IMEの状態をモードラインに表示
(setq-default mode-line-format "[%i] --%*- %b (%M) [%k:%l] %P %f")
;インクリメンタルサーチ
(require "isearch")
;IMEをCtrl-oで
(global-set-key #\C-o 'toggle-ime)

;;;;;ファイラー;;;;
(setq *filer-use-recycle-bin* t)


;;;;;括弧の対応をとる;;;;
(require "paren")
(turn-on-global-paren)

;;;;; 文字数カウント
(defun count-char-from-point ()
(interactive) (save-excursion
(let ((p1 (point)) (p2 (point-max)))
(setq parcnt
(- (progn (goto-char p2) (current-line-number))
(progn (goto-char p1) (current-line-number))))
(message "~d paragraphs, ~d characters."
parcnt (- p2 p1 parcnt)))))
(global-set-key '(#\C-c #\c) 'count-char-from-point)


;; C-x C-wでemacs風の処理をさせるには
(defun emacs-write-file (filename)
(interactive "FWrite file: " :title0 "Write File")
(and (rename filename)
(save-buffer)))
(define-key ctl-x-map #\C-w 'emacs-write-file)


;;;; すべてのモードでTABキーを押したらTAB入力 ;;;;;
(let ((keymap (make-sparse-keymap)))
(define-key keymap #\TAB 'self-insert-command)
(add-hook '*create-buffer-hook*
#'(lambda (buffer)
(set-minor-mode-map keymap buffer))))



;;;;; howm 設定
(pushnew (merge-pathnames "site-lisp/howm/" (si:system-root))
*load-path* :test #'string-equal)
(require "howm-wrap")
;; `howm-init.l' をコピーしてない場合、以下を有効に。
;; 日本語メニューを使う。
;(setq elisp-lib::howm-menu-lang 'elisp-lib::ja)


;;;;;C-c bでカレントバッファをバイトコンパイルし、ダンプファイルを削除;;;
(defun compile-and-delete-dump-file ()
(interactive)
(and (find-buffer "siteinit.l")
(eval-buffer "siteinit.l"))
(byte-compile-file
(concat (si:system-root) "site-lisp/siteinit.l"))
(let ((dumpfile
(concat (si:system-root) "xyzzy."
(case (os-platform)
(whistler "wxp")
(windows-2000 "w2k")
(windows-nt "wnt")
(windows-me "wme")
(windows-98 "w98")
(windows-95 "w95")
(win32s "32s")
(t "nt")))))
(and (file-exist-p dumpfile)
(delete-file dumpfile))))
(global-set-key '(#\C-c #\b) 'compile-and-delete-dump-file)


(setq *eshell* "bash -i")

(load-library "awk-mode")
(push '("\\.awk$" . awk-mode) *auto-mode-alist*)

(load-library "printer")

;;;;; aspell ;;;;;;;;;
(import '(ed::aspell ed::*aspell-command*))
(autoload 'aspell "aspell" t)
(global-set-key #\M-a 'aspell)
(setq *aspell-command* "C:\\Program Files\\aspell\\bin\\aspell.exe -a")


(load-library "chcolor/chcolor")
(load-library "drill")

;;shell3.l (shell拡張)
(require "shell3")



;;;;KaTeX;;;
;;; 拡張子と関数の関連付け
(pushnew '("\\.tex$" . elisp::katex-mode) *auto-mode-alist* :test #'equal)
;;; オートロード
(autoload 'elisp::katex-mode "katex" t)

;;; ショートカット
(defun user::katex-mode ()
(interactive)
(elisp::katex-mode))
;;; 自動改行なし
(add-hook 'elisp::katex-mode-hook
#'(lambda ()
(auto-fill-mode nil)))
(setq elisp::tex-command "platex")
(setq elisp::dvi2-command "c:/dviout/dviout")
(setq elisp::KaTeX-default-pop-window-height 4)
(setq elisp::KaTeX-fill-column 80)
(set-extended-key-translate-table exkey-M-return #\M-RET)
(setq elisp::*KaTeX-math-formats*
(compile-regexp-keyword-list
'(("\\$[^$]*\\$" t (:keyword 2) nil)))) ; 正規表現での色付け
(setq elisp::KaTeX-template-file "C:/bin/xyzzy/site-lisp/katex/template.tex")

Monday, March 06, 2006

科学

メルロ=ポンティ『知覚の現象学』の「序文」より。

『科学の全領域は生きられた世界の上に構成されているものであるから、もしも我々が科学自体を厳密に考えて、その意味と有効範囲とを正確に評価し ようと思うならば、われわれはまず何よりもこの世界経験を呼び覚まさねばならないのであって、科学とはこの世界経験の二次的な表現でしかないのである。科 学は知覚された世界と同一の存在意義を持ってはいないし、また今後も決して持つことはないであろう。』

Wednesday, February 08, 2006